『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』発表、初代PSの3部作続編

アクティビジョンが『クラッシュ・バンディクー』シリーズの新作、『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』(Crash Bandicoot: It's about Time)を発表しました。

クラッシュ・バンディクーは会社を変えジャンルを変え延々と続いてきた人気シリーズですが、新作は初代プレイステーションで発売された最初の三部作から直接続く『4』。クラシックな3Dアクションを現代的に生まれ変わらせたタイトルです。

英語版の『クラッシュ・バンディクー』はタイトルに通し番号をつけずサブタイトルを変えるスタイルでしたが、日本版では最初の三部作からクラッシュ・バンディクー、クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!、クラッシュ・バンディクー3 ブッ飛び!世界一周と番号を振ってリリースされていました。

このため、ソニーからコナミへの移籍後に出た通算四作目、2001年のPS2版 Crash Bandicoot: The Wrath of Cortex も、日本版では『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』。

国内では『クラッシュ・バンディクー4』というタイトルの作品が約20年ぶりにまた登場することになりますが、新作『クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバース』は最初の三部作の続編を意識した完全新作です。2001年の『クラッシュ・バンディクー4 さくれつ!魔神パワー』のリメイクやリマスターではありません。

Activision/Toys For Bob

といってもやっていることはあまり変わらず、シリーズの悪役ネオ・コルテックスとエヌ・トロピーが今度はマルチバースの征服を企み、クラッシュとよく出来た妹のココが仲間を助け世界を救うために戦います。

ゲームシステムでは、時空の守護者なる存在の力が込められた4つのマスクを入手することで、時間を操作する能力や、重力を操作して壁歩き天井歩きといった能力を得られる要素が加わります。

ほか、最近のゲームらしい遊びやすさに配慮したモダンモードと、オリジナル三部作のようにハードコアなレトロモードの切り替え、クラッシュとココ以外のプレイアブルキャラクターや新しいアクション、能力など。

Activision/Toys For Bob

開発元は2017年にオリジナル三部作のリマスター詰め合わせを手掛けた Toys for Bob。

クラッシュ・バンディクー4 とんでもマルチバースは、PS4とXbox Oneで2020年10月2日発売予定。