【ファンキー通信】「モテ服」って本当にモテるの？

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　女性ファッション誌の表紙を彩る「モテ服」の文字。ブームの火付け役とされる蛯原友里さんこと「エビちゃん」の台頭もあって、最近頻繁に目にするようになりました。「モテ服」とは文字通り「異性（男性）にモテる服」のことを指しており、ふんわりと揺れるシフォンスカートやフラワープリントのワンピースなどがそれに当たるわけです。

　しかし・・・ここで素朴な疑問が。モテ服って、本当にモテるの？　一体なんの根拠があってそんなに堂々と？

　そう思って調べてみたところ、OL層を中心に人気を得ている女性ファッション誌『Style』で、過去に大変興味深い特集が組まれていました。「『モテ服』は本当にあるのか！？」と銘打たれたその特集では、異なる服装の女性を２通り提示し、実際にそれを見た男性の脳波を測定。数値がより高く出た服装の方を「モテ服」とし、比較データに基づいた解説を述べています。例を挙げると、「甘系（お嬢様系）」と「辛系（キャリアウーマン系）」では断然「甘系」がモテ服。自然と女性らしい立ち姿になるスカートに男性はより強い興味を感じるらしい。まぁ、これは至極妥当な結果ですね。逆に意外なところでは、「無地」と「豹柄」では派手な印象を受ける「豹柄」の方がモテ服という結果が！　何やら茶系の暖色は安心感を与え、本能的にも豹柄には反応してしまう傾向があるんだとか。

　しかし、実際にモテ服を着用している女性は、リアルに「モテ」を体感しているのだろうか・・・ということで、「モテ服が大好き！」という某ショップ店員さんにお話を伺ってみました。

　「自分がモテているという自覚はないですけれど・・・ただ、ラブリーな装いをすることによって、仕草は一段と女性らしくなりますね。そうすると、自然と男性との会話も弾むようになります。モテ服はそういった自己演出もできるんですよ」（某ショップ店員・21歳）

　なるほど。一見、モテ服からは男性側のアプローチをじっと待つ「受け」の印象を持ってしまいますが、実は女性の魅力を存分に発揮する「攻め」のスタイルでもあったわけですね。まずは「恋愛にやる気を見せる」という姿勢が、自然と「モテ」に繋がっているのかもしれません。

　ちなみにこの春のモテ服としては、「流行色のホワイトを基調にしたスタイル」がオススメとのこと。「モテたい〜」と嘆く全国の女性諸君、ぜひともお試しあれ！　（安田明洋／verb）