消費者庁「買物をするときのお願い」

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で、欲しいものや必要なものが思うように手に入らない状況が続いている。安倍晋三首相は7日にも緊急事態宣言を発令するとし、食料品や日用品を必要以上に買い占める行動が一層高まることが予想される。このような中で消費者庁は、店員に不満をぶつけてしまうことがないよう「協力して買物しましょう」と呼びかけている。

消費者庁は、農林水産省や経済産業省と連名の「買物をするときのお願い」をホームページなどで公開している。Twitterでは、スーパーなどの店員に対し「不満や意見を一方的にぶつけてしまうことはありませんか?」と投げ掛け。販売に携わる人たちについて「店員さんも頑張っています」と説明し、「信頼関係の下、協力して買物しましょう。行き過ぎた言動はもちろんNG。『意見を言う』ときは『伝え方』も考えたいですね」と買う側の接し方についてアドバイスしている。また、店舗によっては買い物の仕方に制限を設けているとして理解と協力を求めている。

この「買物をするときのお願い」では、感染予防や他の人に感染させない気遣いについても解説。咳エチケットを守ること、混雑を避けて買い物をすること、買い物の前後に手洗いや消毒をすることを呼びかけている。