レアル・マドリードからレンタルにて、バイエルン・ミュンヘンへと加入中のアルバロ・オドリオソラ。しかしながら24才のスペイン人DFはここまで、リーグ戦1試合のみに出場してkicker採点5。レンタル契約は今季いっぱいまでとなっており、残留については特に考えられていないようだ。

 むろんオドリオソラにとって、今はサッカーよりも大切なことがあり、「日々、死者の数を耳にしなくてはいけない。とても悲しいことだ。僕たちとしてはコロナとの戦いに勝たなければ」と、スペインのマルカ紙に対してコメント。

 その一方で自身の今後については、レアルのジダン監督からの信頼も感じており「またその時はくるさ」と同選手。むしろ今冬のレンタルにジダン監督は反対だったとのことで、「もちろん最終的に理解してくれたよ。だから僕は彼に感謝しなくてはいけないんだ」と語った。

 ただそのジダン監督の下でも、今季の前半戦ではリーグ戦わずか4試合にとどまっており、バイエルン移籍後はまだ1試合のみ。「慣れの時間が必要」であり、かつバイエルンの定位置争いは「熾烈」のため、「これから重要なシーズン終盤を迎える事になる」と宣言。それからジダン監督と今後について話し合う考えだ。

コウチーニョも退団の流れ

 拡大の一途を辿る新型コロナウィルスの影響は、当然のことながらバイエルン・ミュンヘンにも影響を及ぼすものであり、昨夏にレンタルにて加入したフィリッペ・コウチーニョについても、その高額な買取オプションの行使は考えられない状況であり、ミュンヘンにおける将来性はおそらく無いだろう。