「東京タラレバ娘」3年ぶり復活 吉高×榮倉×大島続投のSPドラマ、今夏放送
2017年1月期に放送された吉高由里子主演の日本テレビ系ドラマ「東京タラレバ娘」が今夏、約3年ぶりにスペシャルドラマとして放送されることが30日、同局より発表された。「主に泣いてます」「海月姫」などの東村アキコの漫画に基づき、30歳独身女性3人組のシビアな恋愛事情を描いた連続ドラマの続編で、吉高、共演の榮倉奈々、大島優子が続投。33歳になりそれぞれ変化を迎えた3人の試練や奮闘が描かれる。
前作「東京タラレバ娘」は、吉高が演じる30歳、独身、売れない脚本家の鎌田倫子が、年下の金髪イケメンとの出会いを通して厳しい現実を突きつけられ、恋に仕事に奮闘するさまが切実かつユーモラスに描かれた。榮倉と大島が倫子の親友にふんし、3人が繰り広げる赤裸々な女子トークや、倫子に時々見える謎の生き物「タラ」(声:加藤諒)「レバ」(声:Perfume・あ〜ちゃん)も話題に。3人とかかわる男性たちに坂口健太郎、鈴木亮平、田中圭、平岡祐太らが名を連ねていた。
3年ぶりの続編は、ネイリストだった香(榮倉)は一足早く結婚し今は人妻に、居酒屋「呑んべえ」の看板娘だった小雪(大島)は夢だった自分の店の準備を進め、倫子も結婚へ向かおうとしていた……という設定。3人が、次々と起きる思いがけない問題に直面する姿が描かれる。前作のスタッフが集結し、脚本を松田裕子、演出を鈴木勇馬が務める。
吉高、榮倉、大島は実年齢も同年代で、ドラマ終了後もプライベートで親しくしている様子がSNSなどで公開されていた。吉高は、SPドラマへの出演に「私は、シーズン2とか(連ドラからの)スペシャルドラマ化っていうのを経験したことがなくて、今回が初めてなんです。その初めての作品が東京タラレバ娘で、すごくうれしかったです」とコメント。
共演の榮倉、大島も「連ドラが終わったとき、3人でいつかまたやれたらいいねと、タラレバ話をしていました。それが本当に実現する!と決まり、うれしい反面、少し恐怖心があります。セリフがいっぱいあるので大変で……(笑)。そこが視聴者の皆さんも楽しみにしてくださっているひとつだと思うのですが、3人のマシンガントークが本当にプレッシャーです」(榮倉)、「この3年間に、『東京タラレバ娘、観てました』とか、『すごい好きだったんです』っていう声を直接聞くことがたくさんあったので、帰ってくることが出来てとてもうれしいです。皆さんの期待に応えられるように頑張りたいなと思いました」(大島)と意気込みを語っている。(編集部・石井百合子)
スペシャルドラマ「東京タラレバ娘2020」は今夏、日本テレビ系で放送