写真を撮るだけで英語や韓国語が読める!? LINEの文字認識機能がスゴイ!
普段何気なく使っている“LINE”。カメラで撮影するだけで、画像の中にある文章を読み取れたり、翻訳してくれたりする機能があることを知っていましたか? 今回は、LINEの社員であるりょかちさんに、知らないと損する!? “OCR(文字認識)機能”について教えてもらいます。
写真・大内香織 文・宍戸沙希
【LINE連載】 vol.10
「撮影するだけで文字をデータ化! 超便利なOCR(文字認識)機能を知りたい!」
「友人から写真が送られてきたのですが、写真の中に書いてあるURLを見ながら、検索画面に入力するのが面倒で……なにかいい方法はないですか?」(ナオ/28歳)
送られてきた写真の中のURLに飛びたい……ってこと、たまにありますよね。打ち込めばいいけれど、画像をいちいち見ながら打ち込むのは面倒だったり、間違えがち。今回は画像内の文字をデータ化してくれる、超便利な機能についてレクチャーしてもらいます。
画像の中の文字をデータ化する
みなさん、“OCR機能”って聞いたことありますか?写真に写った文字をLINEに取り込むと、自動で文字を検出してくれて、データ化までできる文字認識機能なんです!
早速ですが、使い方を説明します。まずはトーク画面を開き、データ化したい写真を選択。上部の左端の「T」マークをタップします。
すると、この画像に表示されている文字を自動で検出してくれるんです。
読み取りたい文字をドラッグ。(右上の「すべて選択」をタップすると、表示されているすべての文字を表示することができます)
するとこのように文字を検出してくれます。
表示された文字を検索したい場合は、上の「コピー」をタップして、検索欄に貼り付けてアクセスしてください。また、右下の「シェア」ボタンをタップすると、トーク相手にOCR機能で読み取った文字を送ることができますよ!
撮影時に文字をデータ化することも可能
送られてきた写真だけでなく、写真を撮影するときにデータ化することもできるんです!まずはトーク画面を開いて、「カメラ」マークをタップ
左にスワイプして、「OCR」をセレクト。
この「OCR」モードで撮影することで、撮影した時点で文字を検出してくれるのでとっても便利なんですよ読めない漢字や、変換で出てきにくい言語をテキスト化するときにも!
りょかちが教える、必殺“翻訳”機能!
なんとこの“OCR機能”、写真の文字をデータ化するだけじゃなくて、他言語に翻訳をすることもできるんです!!
上と同じように、写真を選択or撮影します。
翻訳したい箇所を選択。左下の「日本語に翻訳」をタップ。
すると検出した文字を日本語に翻訳することができます!
この翻訳機能、読み取れるのが・日本語・英語・韓国語・中国語・タイ語・インドネシア語・台湾語で、翻訳できる言語は上記を含めてなんと15か国語!ヒンディー語、アラビア語もあるんですよ。
私は海外に行ったときにお店の看板やメニューを読むときに使っていましたが、最近はK-POPアイドルのインスタグラムの投稿文を読みたいときや、韓国コスメを使うときに取扱説明書の写真を撮ったりして使っています!
みなさんも“OCR機能”を使いこなしてみてください
Information
りょかち/ウェブプランナー1992年生まれ。LINEで働くかたわら、“自撮ラー”としてSNSで注目を浴び、webメディア等でも活躍中。若者とインターネット文化の関係についてなど、多く寄稿している。近著に『インカメ越しのネットの世界』(幻冬舎plus)がある。
※この記事で紹介するやり方は2020年2月21日時点の方法です。※この連載で紹介するやり方はiPhoneの場合です。Androidはやり方が異なる場合があります。