今回はちょっと特殊なポイントを取り上げたいと思います。地域限定となってしまいますが「東京ユアコイン」って知っていますか?

東京ユアコインのページから引用すると「都民等(東京都の住民や就業者、来街者など)が、東京への社会的・経済的な貢献を行いSDGsの推進に寄与した際に東京都が発行するポイントのことです」と書かれています。この中の「SDGs」とは外務省のサイトから引用すると「持続可能な開発目標」です。

社会的・経済的貢献なんて難しそうに書かれていますが、良いことをすればポイントがもらえますと言う事です。例えば、オフピーク通勤やレジ袋をもらわないと言うようなことです。

今回は、2か所で行われている「東京ユアコイン」を紹介します。都民だけでなく、通勤している人や遊びに行く人も関係ありますので、対象エリアに行く機会のある人は覚えておいて損はありません。

大手町・丸の内・有楽町エリアはオフィス型

最初に紹介するのが大手町・丸の内・有楽町エリアで行われている「東京ユアコイン(オフィス型)」です。2020年1月9日〜2月28日(金)までの期間限定です。

東京ユアコイン(オフィス型)に参加するにはアプリのダウンロード・インストールが必要です。事前にインストールして登録します。登録時にはSMS認証が必要ですので携帯電話番号が必要です。名前等を登録しましょう。

登録直後は0コイン(ポイント)です。登録したらすぐに「大手門タワー・JXビル1階 3×3 Lab Future」に行きましょう。平日10時〜18時の間、スタッフがいます。東京ユアコインのブースがあるため「ポイントを貯めたいです」と伝えると、QRコードを提示されますので、東京ユアコイン(オフィス型)のアプリで読み取ります。これだけでなんと1000コイン(=1000円分)ゲットです。

この1000コインは対象の加盟店ですぐに利用する事ができるだけでなく、なんとPontaポイントやnanacoポイント、Tポイントに交換可能。なんだこの大盤振る舞いは!

その他、対象のファミリーマートやローソン、セブン-イレブン、コスメティクスアンドメディカル、バスあいのりマルシェでの買い物時にエコバッグを持っていき、「レジ袋いりません」と伝えると、1回あたり50コイン(コスメティクスアンドメディカルは100コイン)もらえます。こちらも、QRコードを読み取るだけ。

ローソンやスターバックスなどでマイタンブラーを持ってコーヒーを購入すると100コイン(ローソンは50コイン)、朝8時までに対象のスターバックスに来店・購入すると200コインゲットなど、ものすごいポイントが貯まっていきます。

ただし、各SDGs活動メニューでポイント付与は1日1回まで、期間中は7500ポイントが獲得上限という制限がありますが、期間中に大手町・丸の内・有楽町エリアに行く場合は、アプリのダウンロードを忘れずに。

自由が丘エリアでも開催中

自由が丘エリアでも東京ユアコインが実施されていますが、こちらは「東京ユアコイン(生活型)」になります。こちらも2020年1月14日〜2月中までの期間限定です。

アプリの登録は必要ありませんが、東急の共通ポイントカード「TOKYU POINT CARD」またはクレジットカード「TOKYU CARD」が必要です。「TOKYU POINT CARD」は無料で発行できますので、自由が丘に行く場合は発行してもらいましょう。

東京都内の東急ストア(プレッセ含む)でTOKYU POINT CARDやTOKYU CARDを提示して「レジ袋いりません」と伝えると、1月中は5ポイント(通常2ポイント)、2月中は10ポイント(通常2ポイント)獲得できます。これは、自由が丘の東急ストア以外でも対象。

続いて、自由が丘商店街で2月中に1日1店舗1000円以上をTOKYU CARDで決済すると、100ポイントを獲得可能。3店舗で300ポイントがボーナスポイントとして、5店舗の場合は700ポイントがボーナスポイントとして獲得できるため、なんと1500ポイントゲットできます。

貯まったポイントは1ポイント=1円として東急ストアなどで利用可能。こちらもめちゃめちゃお得です。

なお、オフピーク通勤でもポイントを獲得できますが、こちらは対象が限定されてしまいますので、対象者はそれぞれ調べてみてください。

詳細はこちらから。

筆者紹介

菊地崇仁

ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。