シングルオリジンコーヒーの「NOZY COFFEE」運営 NOZY珈琲が破産

　（株）NOZY珈琲（TDB企業コード：966094600、資本金2260万円、東京都世田谷区下馬2-29-7、登記面＝東京都千代田区外神田4-14-1、代表能城政隆氏）は、12月11日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

　破産管財人は中村繁史弁護士（東京都千代田区丸の内3-3-1、東京丸の内法律事務所、電話03-3213-1081）。債権届け出期間は1月22日まで。

　当社は、2010年（平成22年）5月に設立された。コーヒー豆の輸入卸販売を主力に、三宿と木更津でコーヒーショップを運営。一切他の豆をブレンドしていない一銘柄を意味するシングルオリジンコーヒーを主力商品として、ニカラグアやコスタリカ、ホンジュラスなど中南米エリアの豆を取り扱い、2019年3月期には年売上高約1億5000万円を計上していた。

　しかし、2017年に不採算の木更津店を閉鎖。その後も採算は改善せず、今回の措置となった。

　負債は債権者約51名に対し約1億1000万円。

　なお、同様の店舗名で別店舗があるが、営業は継続している。