雨が降る中、まだ濁った水が流れる川に入り行方不明者の捜索を行う自衛隊員(14日午後2時57分、福島県郡山市で)=上甲鉄撮影

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 台風19号による大雨で河川が氾濫した福島県では13日から14日午前にかけて、須賀川市と郡山市、本宮市、飯舘村で計11人の遺体が新たに見つかった。

 同県の死者は計16人となった。

 須賀川市館取町では14日午前、水没したアパートを訪れた民生委員の女性から「アパート2か所で住人が亡くなっている」と119番があった。救急隊員が駆けつけたところ、いずれも70歳代後半の男女2人が死亡していた。

 郡山市田村町谷田川では13日午後、黒石川の道路脇で消防隊員が10歳未満の男児の遺体を見つけた。14日午前には、さらに下流約4キロで30歳代女性の遺体を郡山署員が発見。親子の可能性があり、他に女性の10歳代の子供が行方不明になっているという。また同日朝には、同市水門町の浸水したアパート玄関前で、70歳代男性が死亡しているのを近所の住民が見つけた。

 本宮市中心部では13日午前から14日午前にかけて、浸水した民家やアパート計5軒で男女5人が見つかり、死亡が確認された。

 飯舘村では14日午前、13日朝から行方不明になっていた同県川俣町の男性(75)とみられる遺体が見つかった。