まさかの「鍋サブスク」が誕生した。

 大阪・兵庫に展開する和食レストラン「ごちそう村」が、定額を支払えば鍋料理を毎日食べることができるサービス「鍋定期券」を導入するのだ。

有効期限は1か月で、価格は7000円(税別、以下同)。食べられる鍋は全12種類で、最も高いもので通常価格は1080円。つまりは、7回食べるだけで、元が取れる計算だ。けっこう、オトクである。


利用者のイメージ。なんだか楽しそうだ

最大で2万5000円オトクに


「鍋定期券」で食べられる鍋の例

鍋定期券は2019年10月18日から販売されるが、サービスが受けられるのは11月7日から12月6日までの30日間。鍋が食べられるのは1日1回、ディナータイム限定なので注意が必要だ。

対象店舗は「ごちそう村」全店(兵庫県内14店舗、大阪府内6店舗)。チケットは店頭販売のみで、発売は300枚限定となる。

食べられる鍋のラインアップは以下の通り。

四川麻辣火鍋(しせんマーラーひなべ) 880円
タイスキ 790円
チベット鍋【ギャコック】 690円
ベトナム海鮮鍋【ラオハイサン】 1080円
トムヤム餃子鍋 880円
台湾もつ鍋【白味噌仕立て】【醤油仕立て】【チゲ仕立て】 各1080円
博多風水炊き 590円
牛もつ鍋【白味噌仕立て】【醤油仕立て】【チゲ仕立て】 各880円

仮に、最も高額なベトナム海鮮鍋、もしくは台湾もつ鍋だけを30日食べ続ければ、その価格は3万2400円になる。つまりは、最大約2万5000円分がタダになるわけだ。


鍋定期券のイメージ

寒さが厳しくなるこれからの季節、この「鍋サブスク」でオトクに体を温めるのもアリかもしれない。