南野拓実(撮影:岸本勉/PICSPORT)

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5日、日本代表は2-0とパラグアイを一蹴し、10日の2022年ワールドカップアジア予選初戦のミャンマー戦に向けて弾みをつけた。

この試合で特に目立っていたのが南野拓実。試合開始早々から高いインテンシティを見せ、日本に一気に火を付けた。南野の動きに中島翔哉、堂安律などが反応し、大迫勇也が作ったスペースを巧みに突く。南野が日本の2点目を決めたのは、献身的に動き続けたリワードだったと言えるだろう。

「チームの勝利に貢献できたことは非常にうれしいですし、アジア予選に向けた最後の試合ということで、いい形で臨むためにも勝ちたかったし、自分も結果がほしかったので、よかったと思います」

「今シーズンはチームでもいい形でゴールに拘わるプレーができていて、いいイメージができているし、それを代表にも持ってきたかったし、今日はそれが出来てよかったと思います」

「(ゴールシーンは酒井)宏樹君のナイスパスで、中島翔哉のパスも良かったし、宏樹君がうまく流し込んでくれたからこそノゴールだったと思うので感謝したいですね」

「動き直しはゴール前で必要になってくるし、それは自分の……ストロングポイントだとも思うので、それをどんどん続けていければと思います」

南野は冷静に振り返りつつ、ミャンマー戦への思いを口にした。

「ミャンマー戦は全然違う試合展開になると思うので、そこはしっかり僕たちがやり方を変えて、しっかり勝たないといけないと思っています」

「相手は捨て身で来ると思うし、僕たちを食いにかかってくると思います。そこを受け手はいけないと思うから、僕たちがチャレンジャーのつもりで試合に臨めればいいのではないかと思います」

絶好調ぶりを示した南野だが、ミャンマーに対してあえて挑戦者として挑むという。南野は調子の良さに慢心していなかった。そしてこの日、日本の9番は報道陣の前で最後まで緊張感のある表情を崩すことはなかった。

【文:森雅史/日本蹴球合同会社、撮影:岸本勉/PICSPORT】


(撮影:岸本勉/PICSPORT)



(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 橋本拳人

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ 吉田麻也、堂安律、南野拓実

(撮影:岸本勉/PICSPORT)


▼ パラグアイ戦の先発イレブン

(撮影:岸本勉/PICSPORT)