西岡、無念の棄権も前を向く「全米オープンでまた頑張ります」

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「ATP1000 シンシナティ」(アメリカ・シンシナティ/8月11〜18日/ハードコート)男子シングルス準々決勝前に、無念の棄権となった世界77位の西岡良仁(日本/ミキハウス)。食中毒による棄権理由が発表されていたが、自身のTwitterアカウントで経緯を説明した。

西岡は立て続けにコメントを投稿しているが、1つ目の投稿では横になって点滴を受けている写真も公開。まず「試合を楽しみにしてくださった方々本当に申し訳ございません」とファンへのメッセージを送っている。


そして「アップまでは元気でしたが、昼食でサンドウィッチを食べた後直ぐに嘔吐と下痢が止まらなくなり、どうしようもなく点滴を2リットル入れてもらって少し良くなりました。急に体調が崩れるとは思わなかったですが疲弊していたんだと思います」と棄権に至るまでの状況を説明した。


準々決勝はプレーできず残念な結果となってしまった西岡だが、今大会は自身初のマスターズ1000ベスト8入りを果たした。予選から本戦1回戦まで3日連続の試合を勝ち上がり、そして本戦2回戦で錦織圭(日本/日清食品)、3回戦でアレックス・デミノー(オーストラリア)を破る快進撃を見せていた。


そうした中、西岡自身もしっかりと前を向いている。


「色んな方が準備をして下さってた中この様な結果で申し訳ないですが、この1週間僕の全ては出し切れたと思います。まだまだ僕は上に行きます。沢山の経験が出来たのでまた一段階強くなったと思います。全米オープンでまた頑張ります。是非引き続き応援お願いします」


8月26日からはグランドスラム「全米オープン」が開幕する。しっかりと休養を取り、再び快進撃を見せてくれることを期待したい。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 シンシナティ」での西岡
(Photo by Rob Carr/Getty Images)