クリップボードを複数つかえると便利! Windows 10の強化された「クリップボードの履歴」の使い方

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「クリップボード」といえば、コピーや切り取りしたデータを一時保存できるおなじみの機能。一時保存したデータを貼り付ける(ペースト)ことで、入力を効率化できるのがメリットだ。

しかし、通常のクリッボードでは最新の1個のデータしか保存できない。複数のデータをクリップボードに保存できる専用アプリなどもあるが、わざわざアプリを入れたくないという人も多いだろう。

そこでおすすめしたいのが、Windows 10の標準機能である「クリッボードの履歴」だ。この機能をオンに切り替えるだけで、クリップボードに複数のデータを保存できるようになる。

今回は、クリップボードの履歴の基本的な使い方をご紹介しよう。


■まずは「クリップボードの履歴」をオンにする
Windows 10の「クリップボードの履歴」は初期状態ではオフになっている。そのため、まずは設定をオンに切り替える必要がある

1.「設定」→「システム」を開く
クリップボード履歴をオンにするには、Windowsの「設定」から「システム」をクリックする。




2.「クリップボードの履歴」を切り替える
表示された画面の左側の項目から「クリップボード」をクリックし、右側の画面の「クリップボードの履歴」をオンに切り替える。





■履歴一覧を表示してデータを貼り付ける
設定をオンに切り替えたら、あとはコピーや切り取りをしたデータが自動的にクリップボード履歴として保存される。なお、保存できるデータの数は最大25個までとなっている。

クリップボードに保存したデータを貼り付けたいときは、履歴の一覧を表示し、そこから好きなものを選んで貼り付ければOKだ。

1.「Windows」+「V」キーで履歴一覧を表示
クリップボードに保存したデータを使いたいときは、「Windows」+「V」キーを押す。履歴の一覧画面が表示されるので、あとは貼り付けたいデータをクリックすればよい。




2.クリックするだけで貼り付けられる
このようにクリックしたデータが貼り付けられた。





■データを保持したいときは「ピン留め」しておく
クリップボード履歴のデータは、パソコンをシャットダウンしたり、再起動したりすると自動的に消えてしまう。

しかし、「ピン留め」をしておくことで、そのデータを履歴に残すことが可能だ。



ピン留めしたい場合は、履歴一覧にあるデータの右上にある「…」をクリックし、「ピン留め」を選択。これで、そのデータはシャットダウンや再起動後もそのまま履歴に残すことができる。



■同期をオンにすれば別のパソコンでも同じ履歴が使える
クリップボードの履歴は同期機能をオンにすることで、同じMicrosoftアカウントでログインしている別のパソコンでも利用できるようになる。

同じ履歴をそのまま使えるので、複数のパソコンで作業する場合に便利だ。


「設定」→「システム」→「クリップボード」の「他のデバイスとの同期」の「開始する」をクリック。本人確認を済ませたあとで、「コピーしたテキストを自動的に同期する」を選択すると、別のパソコンでも同じ履歴を利用できる。



「クリップボードの履歴」を活用することで、コピー&ペーストの作業が一気に効率化できる。

特に定型文など複数の長い文章を頻繁にコピー&ペーストしたい場合はかなり重宝しそうだ。上手に使いこなして、日々の作業の時短に役立てよう。


執筆:しぶちん(ITライター)