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 アーセナルのイングランド代表DFソル・キャンベルがキャリア最大の危機に立たされている。アーセナルが3ー2と敗れたウェストハム戦(1日)で2失点を招くミスを犯し、ハーフタイムに交代を命じられたキャンベルは、試合中にハイバリー(アーセナルの本拠地)を立ち去ったのだ。以来、クラブとの連絡を絶っているという。

 週末のバーミンガム戦でのキャンベル起用を見送ったアーセン・ベンゲル監督は、次のように語る。

「水曜の夜以来、キャンベルとは連絡が取れていない。彼がいつ練習に現われるかも分からないんだ。来週だとは思うのだが……。連絡がないのでクラブとしてもサポートのしようがないんだよ。ただ彼が抱える問題について詳しくは知らないが、数日休養を取れば復活してくれると思う」

 一方、チームメイトのMFロベール・ピレスは「ソルは私生活に問題を抱えていて、かなり悩んでいるようだ」と話しており、恋人との関係がプレーに影響しているとの見方もある。

 一説ではチーム関係者に「これ以上続けられない」と引退を示唆したとも言われている。イングランドを代表するディフェンダーはこのままピッチを去ってしまうのだろうか。