今年の5月にはVfBシュトゥットガルトとの入れ替え戦を制し、クラブ史上初となるブンデスリーガへの昇格を確定させた1.FCウニオン・ベルリン。それから1ヶ月ほど経過して行われた新シーズンに向けた最初の練習後、、ウアス・フィッシャー監督は「まだその歓喜は残っている」としつつも、「もう休みは終わりだ。これからスタートしていくよ」と語った。

 そこでの課題の1つとしては、オフェンス面での改善があげられ、「前線での動きについては特に重点的に取り組まなくてはならないだろう」と指揮官。ただすでにパフォーマンステストを終えているなかで、選手たちからは「休養とトレーニングをうまく噛み合わせていたようだ」とコメント。「いい状態で戻ってきているし、それは第一印象としていいものだね」と述べ、「今日の練習では、みんながたのしめていたよ」と言葉を続けている。

 ただその一方でスレイマニ・アブドゥラヒについては、ナイジェリアからの帰途でトラブルに見舞われたとのことで、「コンタクトはとっているし、うまく解決することを願っている。早くここにもどってこれればいいね」と指揮官。またウニオンでは守備面の改善に向けて、アウグスブルクよりマルヴィン・フリードリヒの獲得を目指しているところだが、しかしながらハンブルクやデュッセルドルフとの争奪戦となっており「どうなるか見てみるさ」とフィッシャー監督は語った。