出張や旅行先のホテルや旅館からチェックアウトする際に「部屋をキレイにしてから出なきゃ」と思いがちですが、ある『Twitter』ユーザーが「布団は畳まないで」とツイートして話題となっています。

旅館の清掃係からのお願い。
チェックアウト時は「布団は畳まないで、そのまんまで部屋を出て」ください。

丁寧に畳んで下さってる方がいらっしゃいますが、
・「布団に挟まった忘れ物チェック」と
・「結局、畳み直し」
…で、二度手間になります。
部屋はそのまま、出発のほどお願いします。

同じ仕事をしている人からは「切にお願いしたい」「畳まれると困る」といった反応が集まっていたほか、別のユーザーからはこのような理由が挙げられています。

知り合いがペンション経営してるけど、
酔っ払いが爪楊枝とか布団やベッドで、持ったまま気が付かず寝たりして刺さってたりするから
安全チェックも同時にするんで
畳まない方向でヨロと教わった。

「知らなかった」という声も多かった中、修学旅行などで「畳むように教わった」というツイートも複数寄せられていました。

ツイート見てふと思い出したけど小学校の時、帰るときは畳んで行けって言われて畳んだけどみんな畳み方汚くて先生に無茶苦茶怒られてたのはいったいなんだったのか

一方で、「施設側で案内してほしい」といった声も。

こういう「こうしてくれたらお互い楽なんです」みたいなことは部屋とかに書いといてくれたら喜んでする。個人的には、「お客さんがこうしてくれたら清掃係はすごい楽」みたいなのも書いといてくれたら喜んでする。

宿泊施設だけでなく、飲食店に関しても「椅子を戻さないでいると助かる」「皿を重ねなくてもいいと思う」といった意見が上がっていた客側の善意が実は従業員の負担を増やしている事例。厚生労働省の調査によると、宿泊業・飲食サービス業の新卒者離職率は大卒で49.7%、高卒で63.2%と高く、人手不足が慢性化する要因にもなっていますが、スタッフへの負担を減らすための周知が必要なのではないでしょうか。

―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』