「百戦麺磨 鬼武者」の店舗（帝国データバンク撮影）

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　（株）OROPPAS（TDB企業コード：817010256、資本金300万円、北海道札幌市中央区南5条西4-4、代表前田敬二氏）は、5月17日に札幌地裁より破産手続き開始決定を受けた。

　破産管財人は小林純也弁護士（北海道札幌市中央区南1条西11丁目1-301、小林純也法律事務所、電話011-280-0055）。債権届け出期間は6月17日までで、財産状況報告集会期日は9月5日午前10時。

　当社は、2013年（平成25年）7月に設立されたラーメン店経営業者。札幌・ススキノにおいてラーメン店「百戦麺磨 鬼武者」などの運営を手がけていた。「百戦麺磨 鬼武者」は、厳選した豚骨と親鳥を使い、北海道産の香味野菜と一緒に長時間煮込んだ濃厚で臭みのない「白湯スープ」と道産食材にこだわり、鶏ガラ・煮干・昆布・野菜などを煮込んだ透明感のある「清湯スープ」を用いた人気ラーメン店で、夕方から翌朝にかけて営業していたことも話題となり、2018年6月期には年売上高約1億6000万円を計上していた。

　しかし、原材料費の高騰や人件費などの経費負担から、思ったような利益を出すことができず、直近においては赤字を計上。先行きの見通しが立たず、5月8日に自己破産を申請していた。

　負債は約6200万円。