15日放送、フジテレビ「Live News α」では、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩を取材。「熱男」で知られる元気印の意外な素顔と、その想いに迫った。

今季開幕戦の初打席で通算1500本安打をホームランで飾った松田。この時も、ホームランを打った際に見せる「熱男」のパフォーマンスを披露した。

誰もが一度は目にしたことがあるだろうパフォーマンスについて、松田本人は「ようやっとんなあ」「36歳になってようあんな『熱男』とかやってんな」と思っていると明かす。

「家では性格が違う」と証言するのは、妻の恵理さんだ。「みんなを盛り上げよう、まとめようというキャラクターじゃなかったはず」という恵理さんは、松田が「すごく頑張って『熱男』っていうキャラクターをつくっていると感じる」と述べた。

松田自身も「オフのキャラを知ったら、みんなビビると思う」と話す。理由は、「しゃべらんもん」。同級生や先輩・後輩から「よく元気とか熱男とかいうキャラでやってるな」と言われるそうで、松田はグラウンドでの自分が「当時を知る人からしたら真逆の性格」に見えるはずだとした。

実際、同期入団で現在コーチの本田雄一は、入団当初の松田は「今と正反対な性格」で、「負けん気を常に秘めながら練習するイメージ」だったと振り返る。

変わるきっかけは、川崎宗則の教えだった。松田は「常に見られている職業なんだから、良い時も悪い時も大げさにリアクションをとれ」「勝った時、打った時はオーバーリアクションで喜ぼう」と助言を受けたと明かす。

「ムネさんに追いつきたかった」という松田は、2011年に川崎がメジャーに挑戦する時に呼び出され、「もうメジャー行くから、ホークスの元気印は任せた」と言われたという。松田は「それがなかったら、今の結果はないと思う」とまで口にした。

川崎だけが見抜いていたムードメーカーとしての素質は、チームの黄金期に合わせて開花。同僚の内川聖一は「行き当たりばったりでやっているように見えるけど、基本的にはすごく気をつかう人間」「野球に関わるいろんな物に一番興味を持っている」と賛辞を寄せる。

松田は「日本のプロ野球って若い選手が声を出して、ベテランは出さないという風潮がある。それを撤廃したい」とコメント。「限られた間の中でどれだけプロ野球界でインパクトを残せるかだと思っている。普通で終わったらもったいない」と、“元気印”のイメージに秘められた想いを語った。