2月28日放送、MBS「戦え!スポーツ内閣」では、キャンプ中の読売巨人軍の丸佳浩にインタビュー。最も苦手な投手や、過去最高のバッティングを聞き出した。

フリーエージェントで広島東洋カープから巨人に移籍した丸。今年からは、阪神タイガースとの試合が“伝統の一戦”となる。丸は若い選手が多い阪神に「勢いに乗っちゃうとバーっといかれちゃうイメージ」があるとし、勢いに乗る前に自分たちのペースにしたいと述べた。

さらに、丸は今季から阪神に西勇輝とガルシアが加入したことを警戒。とくに「あんまり打っていない」と、ガルシアを苦手にしていると話す。実際、ガルシアが中日ドラゴンズに在籍していた昨年、対戦成績が打率.125だった丸は、今年は「作戦を考える」と明かした。

ただ、最も嫌だった投手は、ガルシアではない。チームメートになった菅野智之だ。最近5年間では、2015年に打率.176を記録。2017年に至っては、11打数0安打と完全に封じ込まれている。

丸は「ストレートも軸になるし、曲がり球はスライダー・カーブ、落ち球はフォーク。速いシュート系のボールもあり、全部が軸球になる」とコメント。「1つ狙って違う球種がきたら『ゴメンナサイ』」と、菅野を称賛。チームメートとなり、本人とは「お互いに『良かったわ』」と話していると明かした。

一方で、9年間のプロ野球人生における最高のバッティングを問われると、丸は「最近で言うと、去年のヤクルト戦」と、2018年8月23日の本拠地マツダスタジアムでの東京ヤクルトスワローズ戦を挙げた。

3点を追っていた9回ウラ、広島は丸が同点3ランを打ち、続く鈴木誠也がサヨナラホームランを放った。広島の勝負強さが発揮された試合だ。

丸は「なるべく勝ちにつながるホームランやヒットをどんどん増やしていきたい」とコメント。「そういった意味では、あのホームランで結果的に勝つこともできたので良かった」と振り返った。