元・「envie」ブランドでカラーコンタクトレンズを販売していた

　（株）ジャパンゲートウェイ（TDB企業コード：906013790、資本金1000万円、登記面＝東京都港区新橋4-31-3、代表清算人小川聡氏〉は、2月5日に東京地裁より特別清算開始命令を受けた。

　当社は、化粧品やヘアケア製品などの企画・卸売を行い、「Reveur（レヴール）」「Rigaos（リガオス）」「SCALABO（スカラボ）」「three bombs.（スリーボム）」など約20種類のブランドを展開していた旧・（株）ジャパンゲートウェイ〈（株）ジャパンゲートウェイ販売に商号変更の後、（株）室町販売委託に変更、2018年6月破産〉が経営難に陥ったため、2014年9月に企業再生ファンドがスポンサーに入り、同年11月に同ファンドの子会社として設立された。当初、旧・（株）ジャパンゲートウェイの売掛債権買取業務を行うとともに、同社から商品を仕入れて国内企業に販売。その後、2016年12月には同社から事業譲渡を受け、当社がヘアケア・ボディケア・フェイシャルケア商品の企画・卸売りを手がけ、2017年12月期には年売上高約40億円を計上していた。

　その後、経営の立て直しが一段落したことで、2017年12月にトレーニングジム、ゴルフレッスン、美容・健康通販を手がけるRIZAPグループ（株）の子会社（当社と同一商号のジャパンゲートウェイ）にコンタクトレンズ事業を除く事業を譲渡し、以降、「envie（アンヴィ）」の商品名のカラーコンタクトレンズの仕入れ、販売を手がけ、女性タレントがプロデュースした商品なども取り扱っていた。そうしたなか、2019年1月17日開催の株主総会の決議により解散していた。

　負債は現在調査中。

　なお、当社が取り扱っていたカラーコンタクトレンズ「envie（アンヴィ）」は他社により現在も販売が継続されているほか、当社からコンタクトレンズ以外の事業を譲り受けたRIZAPグループ（株）の子会社だった（株）ジャパンゲートウェイ（東京都港区、登記面＝東京都新宿区）は、同社の子会社でなくなったが、現在も営業を継続中。