永瀬正敏・菜 葉 菜のW主演、井浦新・夏川結衣・佐藤浩市ら日本邦画界を牽引する豪華俳優陣によって完成したミステリー・サスペンス映画「赤い雪Red Snow」。




「赤い雪」の脚本・監督は10代より、舞台・映画・CMの現場で助監督・美術として活動し、今回初の長編映画監督としてデビューする甲斐さやか監督。明日2月1日(金)の公開を控え、全国11ヶ所での舞台挨拶が決定。2月1日(金)山形を皮切りに、2月2日(土)東京・横浜、2月3日(日)大阪・京都・神戸・名古屋の劇場、計12回の舞台挨拶を行う予定。公開までカウントダウンで盛り上がる中、映画界・テレビ界・文壇の錚々たる人たちからコメントが寄せられた。


又吉直樹/作家、芸人

素晴らしかった。雪景色が世界の余白ではないように、記憶が無いという状態も、忘却することによって埋められた場所なのだろう。それを掘り起こし、真実を見ようとする危険な行為が当事者に何をもたらしたのか、ご覧いただきたい。

 

瀬々敬久/映画監督

東北、雪、赫い記憶、若い頃読んだ推理小説を再び手にしたような感覚。だが、この切なさは何なんだ。過去が現在を次々と侵食していき、類まれな興奮を呼ぶ。油断していると大火傷するぞ。


ホラン千秋/女優

30年前の事件ーー。その渦中にいた早百合を演じた菜 葉 菜さんとは長く親交がありますが、彼女がここまで心をむき出しにして「早百合」に挑む姿には、恐怖すら感じました。「赤い雪」を観て、不運だったのだと。そう自分の中で結論付けたあと、思うのです…私たちも、不都合な現実から目を背けて生きてはいないだろうかと。


作品内容(あらすじ)

ある雪の日、一人の少年が忽然と姿を消した。少年を見失った兄・白川一希(永瀬正敏)は、自分のせいで弟を見失ったと思いこみ、心に深い傷を負う。少年誘拐の容疑者と疑われた女の周りでは次々と怪しい殺人事件が起こるが、真実は闇へと落ちていった。30年後。事件の真相を追う記者・木立省吾(井浦新)が容疑者と疑われた女の一人娘・江藤早百合(菜 葉 菜)を見つけ出したことにより、「被害者の兄」と「容疑者の娘」の運命の歯車が大きく動き始める。一つの事件で深い傷を負った人間の、曖昧な記憶を辿る葛藤の中に垣間見えた真実は、それぞれの運命を予想もしない結末へと導いていく。それぞれの記憶が氷解した先に見えたものは何か。全てを信じてはいけない。


概要

タイトル: 『赤い雪 Red Snow』

出   演: 永瀬正敏 菜 葉 菜 井浦新 夏川結衣 佐藤浩市 

        吉澤健 坂本長利 眞島秀和 紺野千春 イモトアヤコ 好井まさお

脚本監督: 甲斐さやか 

製作:「赤い雪」製作委員会 

制作:T-ARTIST 制作協力:ROBOT 制作プロダクション:トライアムズ 

配給:アークエンタテインメント株式会社

Ⓒ2019「赤い雪」製作委員会