新型「スープラ」の生産委託先が象徴する、トヨタの経営戦略
新型スープラは14日(日本時間15日)から始まる「北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」で市販モデルが公開される。
EVや自動運転車など次世代自動車の技術競争が激化する中、自動車メーカーの開発投資はかさむ傾向にある。トヨタも「ホーム&アウェー」のかけ声でグループを含めた事業再編を進めており、18年にはバン事業をトヨタ車体に移管した。「大量生産は自社でやるが、少量生産は“ホーム&アウェー”の観点でみる」(幹部)との考えで、生産の最適化を推進する。
これまでもダイハツ工業やSUBARU(スバル)など資本提携先での生産委託はあったが、提携関係のない車両メーカーが請け負う事例は少ない。トヨタの決断は経営効率を追う車両メーカーの今後の戦略を象徴する。
(文=政年佐貴恵)
