黄桜がAIで美味しい清酒作り
酒米の品質は「心白(しんぱく)」と呼ばれる、でんぷんの組織が米粒内で適切に離れていることにより表れる“白さ”に左右される。心白が米粒の中心から均等に広がっているほど良質で、米粒が水を吸いやすく、醸造に必要な麹(こうじ)を作りやすい。
AIにより米粒の心白具合を分類し、心白が与える清酒の風味への影響を追跡。AIが計算したデータに基づいて、産地ごとの正確な酒米の違いや、適切な栽培方法・時期を導き出すことも目指す。生産工程における活用範囲の拡大も視野に入れる。
清酒メーカーでは月桂冠(同)や「獺祭(だっさい)」を製造する旭酒造(山口県岩国市)が、清酒の品質安定化などを目的とし生産工程にAI導入を進めるなど、製造現場でAIの活用が広がり始めている。
