高火力でサッと焼ける一人焼肉専用ホットプレートがサンコーから登場しました。焼いては食い、焼いては食い……という独り占めのお肉パラダイスが楽しめそうだったので、サンコーに実機を借りてその使い勝手を肉・お好み焼き・秋鮭などで確かめてみました。

サンコー |【高火力でサッと焼ける「卓上ひとり焼肉プレート」】販売ページ

https://www.thanko.jp/shopdetail/000000003167/

サンコーから届いた箱を開けると……



中には本体と説明書が入っていました。



本体はプレートと焼き網付き。コンセントから電気を取る形で、ケーブルの長さは106cm、消費電力は700Wです。



本体のサイズは、横幅264mm×奥行き146mm×高さ90mm。



縦143.6mmのiPhone XSと比べるとこんな感じ。



手に持つとこのくらいのサイズです。



取扱説明書を見たところ、プレートは網焼きを挟まず直接本体の上に置いて使用する形でした。



本体の正面には電源スイッチ。温度の調節ボタンなどはなく、この電源スイッチがすべてのようです。



ということで1人焼き肉を満喫すべく、さっそくお肉を購入。



コンセントにプラグを挿して、電源をオン。



じゃんじゃん焼いていきます。



……とはいったものの、プレートのサイズは横幅175mm×縦幅130mmなので、一度に焼けるお肉は4枚ほど。



実際に電源をオンにしてからお肉を焼くまでの様子は以下のムービーから見ることができます。電源を入れてからお肉が焼ける程度にまでプレートを温めるのに、1分ほどかかりました。

サンコー「卓上ひとり焼肉プレート」を使ってみた - YouTube

焼き上がった!ということでお肉をモグモグしているその間にも、プレートの上では加熱が進行していきますが、火を弱めるといった芸当はできません。



なので、いい感じにお肉が焼けたらいったん電源をオフに。電源のオン/オフを繰り返しながら1人焼き肉を進めていきます。



ちなみに、卓上ひとり焼き肉プレートは非常にコンパクトなので、PCを使う時よりもデスクのスペースを占領しません。「オフィス焼き肉や、早弁ならぬ早焼き肉ができるのでは……?」と思い、このまま食べ進めてみました。



牛モモ肉で焼き肉をしてみたところ、そこまで脂が飛び散ることもなく……



1人でおいしいお肉が満喫できます。



3ターンほど焼き肉した後のプレートはこんな感じ。最初に油を引いていたものの、ややこびりつきができたので定期的にぬぐいとる必要があります。



しかし、鶏肉と豚肉を焼いたところで……



脂が飛び散り、煙が大量発生したため、慌ててお肉をお皿に移動。プレートに多少の凹凸があるものの、脂が下に落ちる仕組みや、煙対策も全くないシンプル設計なので、小まめにプレートをきれいにする必要があり、なかなか忙しい1人焼き肉タイムとなります。



デスクには細かく脂が飛び散りました。ということで、オフィス焼き肉をする際には周囲を片付けるなど気をつけて使ってください。



さらに、公式サイトにはデザートとしてお好み焼きを作ってもOK、とあったので、やってみます。お好み焼きのタネを作って……



プレートの上に広げていきます。



お肉をのせてじゅわじゅわ。



しかし、ひっくり返したところで、外側は焼き目がこんがりついているにも関わらず、中から液がもれてきました。やはり火が強すぎるのか……でも調節ダイヤルなどないし……と考えていると……



間に焼き網をかませればいいのでは?ということに。いったんプレートを本体から下ろして……



網焼きの上にプレートを置き、本体に戻します。



なお、網焼きの差し込み口は浅いものと深いものの2つがあるので、電熱線から網焼きまでの距離も2段階で選べます。焼肉の際にも火加減が問題になりましたが、この技を使えば加熱具合を多少は調整できそうです。



表面がいい色に焼け、中も火が通っているっぽかったので……



ソースを塗っていざ実食。



一人用ホットプレートと同じような感じで、プレートから直食いできるので、出来たてアツアツのお好み焼きが食べられます。お皿が不要なので洗い物が少なくていいのもポイント。



プレートのぎりぎりまでお好み焼きのタネを入れると、こんな感じで長方形のお好み焼きが完成。ちょっと難しいですが、バランスが取りやすい長方形のデザインもあってか、ひっくり返す作業もうまくいきました。



次は網焼きを使ってみます。



プレートは本体の下部に挿入し、油受けとして使いました。



旬のサケを焼いてみます。



網焼きを深い方の穴に挿して使ってみたところ、ひっくり返して両面をしっかり焼いて完成まで10分くらい。



皮はほんぼり焦げがついており、見るからにおいしそう……。



これは網の上で食べると身が下に落下しそうだったので、お皿に盛ってみました。



直火でジワジワあぶったサケは皮がパリパリさくさくで、身はふっくらジューシーという最高の仕上がり。キッチンを往復することなく手元で焼いて→食べて→飲んでを繰り返すことが可能なので、ご飯のおかずだけでなく、スルメやエイヒレ含め、お酒のつまみを作る時にも卓上ひとり焼肉プレートは活用できそうです。



魚の脂が少なかったこともあり、使用後は電熱線が少し汚れただけでした。本体の丸洗いはできないので、冷めてからぬぐうなどの作業を行うことになります。



なお、卓上ひとり焼肉プレートは税込3480円で、サンコーの公式ショップから購入が可能です。

サンコー |【高火力でサッと焼ける「卓上ひとり焼肉プレート」】販売ページ

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