2018年9月27日に「カシオペア」というワードがツイッターでトレンド入りしていた。

「カシオペア」は1999年から2015年まで上野〜札幌間で運転されていたJR東日本の豪華寝台列車であることから、鉄道ファンは盛り上がったが――。


近未来的なシルバーの造形も人気の理由（Sui-setzさん撮影、Wikimedia Commonsより）

2015年に廃止も、団体列車で残る

今回話題になった「カシオペア」は、ソーシャルゲーム「シャドウバース」のキャラクターのこと。しかし、鉄道ファンはある別の存在を連想したようだ。

「カシオペア」はすべて個室寝台という豪華さが人気で、観光シーズンには乗車券がすぐに売り切れるほどの人気列車だった。2015年に運行を終えてからも車両自体は現役で、時折団体列車として走行しているが、そのたびに列車を追いかける鉄道ファンが沿線に駆け付けるなど根強い人気を保つ。

今回もにわかに「カシオペア」がトレンド入りしたことを受け、

とざわついたように、鉄道ファンにとって気になる存在であるようだ。

ちなみに日本で「カシオペア」というともうひとつ、フュージョンバンドの「CASIOPEA」も有名な存在。1977年の結成で、長らく日本のフュージョン音楽を牽引してきた。このバンドの元メンバーの向谷実さんが大の鉄道ファン、という縁もある。