[となりのテレ金ちゃん-テレビ金沢]2018年9月10日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、サッカーボールの色について調べていました。

テニスボールは黄色、バスケットボールは茶色、そして、サッカーボールといえば白と黒、というのが定番ですが、なぜこのような色になったのでしょうか?


サッカーボール(画像はイメージ)

プレーしやすかった

サッカーボールといえば、最近はカラフルなものが多いですが、やはり白と黒が定番です。

サッカー教室ではカラフルなボールを使っている子どもでも、サッカーボールの絵は、ほとんどの子が白と黒を描いていました。根強い人気があるようです。

しかし、昔はサッカーボールといえば、薄い茶色の牛革だったそうで、それを磨きながら使っていたそうです。

サッカーボールを製造している会社にたずねると、牛革のボールは水を吸うと転がらないことから徐々に人工革に変化していきました。そして、土の上ではグラウンドと同化して見えにくいという欠点もありました。

1960年代に白黒テレビが普及し始めたのと時を同じくして、白黒のサッカーボールが作られ始めたそう。白黒だとボールの回転がわかりやすく、広いコートでボールの飛距離が大きいサッカーは、プレーもしやすかったのです。

最近では、カラーのボールも普及し、ボールも縫うタイプから、貼るタイプに変わってきました。この技術の進捗で、より球体に近くなりました。

こうして、高度経済成長期にサッカーがみんなに愛されるスポーツになったのですね。(ライター:りえ160)