ビールの泡の色を数値化する新技術が明らかにした“鮮度と色の関係”
同社はパパラボ(浜松市中区)が持つ特殊フィルターにより、人間の眼で見たままの色を2次元測定する技術「2次元色彩計」に着目。また、さまざまなビールの泡を同じ条件で発生させ、安定した状態を保ち撮影する装置を開発し、2次元色彩計と組み合わせた。
この技術を使い、サッポロは泡の色を保管時間の経過とともに検証。製造直後の新鮮なビールの方が、泡の色がより白いことが分かった。さらに時間経過に伴って白さが悪化し、保管温度が高いほど悪化が速まった。
また、麦芽の種類によりビールの泡の色調が変化することも分かった。クリスタル麦芽と黒麦芽を比べた結果、同じ泡の白さでもクリスタル麦芽のビールの方が明度や彩度が高く鮮やかだった。
サッポロは同技術を応用し、ビールの新たな管理手法につなげるほか、より白い泡のビールの開発や、ビール以外の発泡飲料の開発などにも応用していく方針だ。
