JR東が駅周辺ごと地方都市を活性化、自社用地で再開発
JR東日本は、対象とする駅の周辺で開発用地を生み出し、商業やオフィス、住居、医療・福祉、文化・スポーツなどの各種施設を誘致。交通や誘致施設間で連携を図り、駅や駅周辺の機能を高める。
東北や信越の主要駅周辺には旧国鉄の名残で、当時の鉄道管理局を受け継いだ関連施設が立地する。駅構内には、かつて車両基地や機関車の転車台、鉄道貨物の荷さばき場として使っていた広大な遊休地がある。
第1弾として秋田駅では、支社を移転させた跡地の駅前空間に地元放送局を誘致。他の用地には学生寮やスポーツ施設、医療・福祉施設なども計画し、官民連携で多世代交流拠点形成と、にぎわい創出を目指している。
JR東は長期経営ビジョンで「地方を豊かに」を掲げており、地方中核都市の駅周辺再開発は、その一環。ゆくゆくは構築したコンパクトシティーで「スイカを共通基盤化し、地方での生活サービスと連携する」(深沢祐二社長)構想も抱く。
