次期macOSは黒基調画面「ダークモード」を搭載か、WebKitのソースコードから示唆
次期メジャーアップデートとなるmacOS 10.14にて、OSやアプリのデザインを黒基調とする、いわゆる「ダークモード」が実装される可能性がある、との指摘が報じられています。
これは3月に配布されたWebKitのソースコードの分析から明らかになったこと。ダークモードは既存のmacOS上でも限定的な形で利用できましたが、今回の分析からは、システム全体に拡張される形になると示唆されています。
This is what happens when you build WebKit without the OS version checks and implement effectiveAppearance on NSApplication to return the dark appearance (notice the button and pop up). Dark Mode ® pic.twitter.com/svWS48FCge
- Guilherme Rambo (@_inside) 2018年4月21日
WebKitとはiOSやmacOS用のSafariで使われる、レンダリングエンジンのプログラム。iOS向けWebKitのソースコードも分析されたものの、同様の記述は発見できなかったと伝えられています。
なおライバルOSに目を向ければ、Windows 10では2016年8月から提供開始されているAnniversary Updateでダークモードが実装されています(「個人用設定」「色」「アプリのモードを選ぶ」「黒」を選択)。
今回の情報がもし実際のものとなれば、macOSが後追いするかたちです。
また、冒頭でも紹介したように、macOSでも、簡易版ダークモードというべき機能は徐々に姿を見せていました。OS X YosemiteからはメニューバーやDockの色を暗くすることができ(「環境設定」「一般」から「メニューバーとDockを暗くする」をチェック)macOS Sierra 10.12以降はアプリごとにダークモード適用可能となっています。
問題のソースコードでは、「アプリの有効な外観」に基づいてWebKitのレンダリングを適応させる機能の模様。ここでいう「外観」とはボタンやリストといったmacOSのシステム全体にわたるUIコンポーネントの外観(変更可能)とされています。
WebKitのソースコードでは「ダークモード」と明言されてはいませんが、こうした経緯から、アップルがシステムワイドなダークモード(に該当する機能)に取り組んでいるのではないか、と推測されている、というわけです。
かつては先進性が強調されていたものの、ここ数年は「その機能はWindows(ないしAndroid)に実装済み」と指摘されがちな感もあるアップルのOS。ダークモードも目新しい機能ではありませんが、ライバルでは「できて当然」のことが可能となり、ストレスが無くなることもOSの改良という点では重要なこと。その意味では、この改良は歓迎すべきところかもしれません。
