IoTの先進中小企業、システムの外販はすでに50社以上
同社がシステム開発に乗り出した背景には、技能伝承に対する危機感がある。「工場の中を知り、職人技が分かる人材」(小林社長)を育てるにはどうしたらいいか―。もともとIT導入に力を入れていた同社が考案したのが、カメラを活用したIoTシステムだった。
現在、社内では200台以上のカメラが稼働し、受注から出荷までを画像データで把握する仕組みを構築。梱包作業も詳細に記録しており、製品のキズの有無など出荷時の品質保証にも役立てている。
当初は社内のみで運用していたが、評判を聞きつけた社外からの要望に応え「Sopak―C(ソパックシー)」として2012年から本格的に外販を開始。17年からは販路拡大のため生産管理ソフトなどを手がけるテクノア(岐阜市)と提携。テクノアの同ソフトと連携させ、より詳細なトレーサビリティー(履歴管理)が可能となる。
