高橋一生(37)が2月8日、都内で行われた「ルーヴル美術館展 肖像芸術〜人は人をどう表現してきたか〜」の記者発表会に出席。予想外のコンプレックスを明かした。
 
高橋はオフィシャルサポーターとして、同展の音声ガイドにも挑戦する。しかし自身の声について、“眠くなる声”とよく言われることを明かしている。
 
「コンプレックスなのかな?人と話しているときにも『何?』と聞き返されることがある。これから収録なので、そういうことがないようにしたい」
 
ファンのあいだでは「いい声=イケボ」と「一生」を掛けて「イセボ」と呼ばれるほど、高橋の低音ボイスは魅力の一つ。95年に公開された宮粼駿(77)監督作「耳をすませば」の天沢聖司役を担当したことで高橋は俳優を志したと15年、テレビのインタビューにて明かしている。
 
昨年7月にはキリンビール「旅する氷結」のプロモーションの一環で、電話をかけると高橋の声でメッセージを聞くことができるという企画も組まれた。その際は、スタートから3日間で2万件近いコールがあったそうだ。
 
何かと声にゆかりのある高橋。しかし公式プロフィールにも掲載されていない“声仕事”が、昨年末からTwitterで話題となっている。それは光村図書から出版されている「2015年版国語 学習指導書付属CD」だ。
 
このCDには、各声優陣が日本の名作を朗読する様子が収められている。高橋も同CDで、6作の朗読を担当。なかには「クラムボンはかぷかぷわらったよ」でお馴染みの、宮沢賢治作「やまなし」もある。
 
あくまで教材ではあるが、教育学部のある大学図書館で借りることもできるそうだ。Twitterでは、「イセボ」ファンのうっとりする声が上がっている。
 
 《高橋一生の「やまなし」すごく良い…。音源販売して欲しい…》
高橋一生の「やまなし」聞きながら寝たら安眠できそう》
《こんなん小学生に聞かせて良いのか。色気ダダ漏れではないか》
 
本人の気持ちとは裏腹に、“イセボ”ブームは続きそう?