杉田祐一、伊フォニーニから第1セット先取。幸先よく第2セットへ[デビスカップ]

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男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2〜4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第4試合(シングルス)で杉田祐一(日本/三菱電機)とファビオ・フォニーニ(イタリア)が対戦。第1セットは6-3で杉田が先取した。

両者は今回が初めての対戦。

杉田は1月の「全豪オープン」1回戦で、当時世界ランキング9位のジャック・ソック(アメリカ)から金星を挙げたのも記憶に新しい。このイタリア戦では、2月2日の第2試合(シングルス)でアンドレアス・セッピ(イタリア)からフルセット、最後はタイブレークの末、大きな1勝を上げていた。対するフォニーニは、2日のシングルス・3日のダブルスともに日本チームから勝利。初日から3日連続の登場で、日本チームに大きく立ちはだかっている。

日本の1勝2敗と後がない状態で迎えた運命の第4試合、日本は初日に続いて再びエース・杉田が登場。杉田は試合前のインタビューで「(フォニーニとは)練習も何度かしたことがあるし、彼に影響も受けている。楽しみにしている」と語っていた。

両国のエース対決は杉田がラブゲームで第1ゲームをキープし、上々の立ち上がり。すると杉田は、最初のリターンゲームもいきなりブレーク。試合を一歩リードした。その後チェンジコート時に、何かフォニーニとちょっとした小競り合いになりかける一幕も。ここは曲者フォニーニに揺さぶられず、冷静にテニスに集中したいところ。すると第5ゲーム・第6ゲームは、お互いがブレークする展開に。

しかし最後は杉田が5-3のリードで迎えた第9ゲーム、自身のサービスゲームをしっかりキープし第1セットを先取した。

先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。試合は現在、第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」で対戦中の杉田祐一(2017年「デビスカップ」出場時のもの)
(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)