提供:週刊実話

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 マイナスイオンと聞いて思い出すものは何だろう。大自然の清々しい空気、滝に近づくと得られるもの、木々が発する何か…。あやふやなイメージしか湧いてこないが、それもそのはず、マイナスイオンという言葉には、はっきりとした定義が何ひとつないのだ。

 まず、マイナスイオンの概念からして、大気中に浮遊するマイナスの負荷を帯びた分子の集合体…って何のことかさっぱり分からない! つまり、超簡単に言うと“目に見えないなんらかの分子”ということで、明解な定義もなければ、何を指しているかも不明なのだ。

 だから、マイナスイオンの科学的根拠や効果はゼロ、ということなのである。