お掃除ロボット「Roomba(ルンバ)」に、掃除中にWi-Fi電波の強度を計測し、部屋のWi-Fi強度マップを作成する「Wi-Fi強度マッピング機能」の追加が予定されていると報じられています。

Roombas will soon sweep your home for weak WiFi signals - CNET

https://www.cnet.com/news/roombas-will-soon-sweep-your-home-for-weak-wifi-signals/

Roombas will soon build a Wi-Fi coverage map while they clean | Ars Technica

https://arstechnica.com/gadgets/2018/01/roombas-will-soon-build-a-wi-fi-coverage-map-while-they-clean/

室内のWi-Fi電波強度は場所によって異なり、一部でWi-Fi強度が著しく弱いデッドスポットが生まれることがあります。そこで、デッドスポットを探すため部屋のWi-Fi強度を調べるアプリが多数リリースされているわけですが、毎日部屋中をくまなく駆け巡るルンバにお掃除ついでにWi-Fi電波強度を計測させようというアップデートをiRobotが計画中です。

対象となるルンバは最上位の900シリーズの「Roomba 960」と「Roomba 980」の2種類になる予定。新機能によってルンバは部屋全体のWi-Fi強度を濃淡で示すWi-Fiマップを作成してくれます。マップの色の薄いところはWi-Fi強度が足りない部分を示しているので、この情報を利用してルンバオーナーは部屋のWi-Fi設定を見直すことができるというわけです。



CNETによるとWi-Fi強度マッピング機能は最初は100〜200人の限られたテスターにのみ先行利用できるようになる予定。その後、10〜20%のユーザーによるソフトウェアのベータテストも計画中だとのこと。Wi-Fi強度マッピング機能を含むスマートホーム機能に関するアップデートは2018年1月23日にリリースされる予定ですが、Ars Technicaによると先行ベータテストプログラムの提供は、まずはアメリカ国内限定になるとのことです。