西武の浅村栄斗

写真拡大

 今オフFA宣言した野上亮磨が西武から巨人、増井浩俊が日本ハムからオリックス、大和が阪神からDeNA、大野奨太も日本ハムから中日へ移籍が決まった。メジャー移籍を目指す平野佳寿、涌井秀章、ソフトバンクからFA宣言し日本ハムへ復帰が秒読みの鶴岡慎也の移籍先が決まっていないが、18年に向けた国内の移籍市場はひと段落した。そこで、少し気は早いが来季中に国内FA権の取得が予想される注目選手を見ていきたい。

 来年は柳田悠岐(ソフトバンク)、浅村栄斗(西武)、西勇輝(オリックス)、角中勝也(ロッテ)、丸佳浩(広島)といった選手たちが、順調にいけば来季中に国内FA権の取得が予想される。

 その中でも注目なのは浅村。今季全143試合に出場し、打率.291、19本塁打、99打点の成績を残したチームの顔だが、今オフの契約更改で複数年ではなく、「プレッシャーをかけながらやりたい」という理由で単年契約を結んだ。

 西も浅村と同じように、単年契約を結んだとの報道が出ている。西はエース・金子千尋とともに先発陣を引っ張り、14年から3年連続2ケタ勝利を達成。今季は故障や不振の影響で、5勝に終わった。

 まだ契約更改を行っていない柳田、角中、丸とった選手たちが、今オフ複数年契約を結ぶのか、結ばないのかも注目。来オフのプロ野球界を盛り上げるのは誰になるだろうか…。

【来季中に国内FA権取得が予想される主な選手】

柳田悠岐(ソフトバンク)

浅村栄斗(西武)

西勇輝(オリックス)

角中勝也(ロッテ)

丸佳浩(広島)

松山竜平(広島)

上本博紀(阪神)