8日、TBS「爆報!THEフライデー」では、2002年の日韓W杯で日本代表を初の決勝トーナメントに導いたフィリップ・トルシエ元監督と、当時通訳を務めていたフローラン・ダバディ氏の現在を伝えた。

日韓W杯から15年、43歳になったダバディ氏はスポーツジャーナリストとして活動。野菜や果物のみの食生活、いわゆるヴィーガン料理により3年間で13キロ痩せており、白髪でスリムな体型に変身していた。

その一方、62歳になったトルシエ氏の容姿は当時とほぼ変わらず。夫人とモロッコ人の養女2人と4人で暮らしており、フランスとモロッコを行き来しているばかりか、モロッコにはプール付きの豪邸を構えている。

日本代表監督を退任した後は、カタールやモロッコで監督を務め、最高年俸は推定5億円になったこともあるという。「日本代表の監督をしたから今の僕がある」というトルシエ氏の現在は、なんと異業種であるワイナリーとなって1本1万円ほどの赤ワイン「SOL BENI(ソル ベニ)」を世界中に出荷している。

「品種選びも選手を選ぶことですし、1本のボトルを作るプロセスが1つのチームを作り上げることと同じに思える」。番組のカメラにこう語ったトルシエ氏は、今も年に2、3回ワインの売り込みで来日しており、そのプレゼンの場ではダバディ氏が通訳を務めることもあるという。