「チャバプチッチプレート」 レタスクラブニュースより/料理:広沢京子 撮影:野口健志

写真拡大

今では日本にいながらにして幅広いジャンルの料理を食べられるようになりました。中には一大ブームが巻き起こり、「トムヤムクン」や「ロコモコ」のようにすっかり定着したメニューも。家庭でもたまには珍しい料理を作って、新感覚のおいしさに出会ってみましょう。

「バクテー」 レタスクラブニュースより/料理:春山みどり 撮影:渡邉文彦

 

■ 【チャバプチッチプレート】(404Kcal、塩分1.4g)

<材料・2人分>

合いびき肉 200g、ナツメグ 小さじ1、パプリカ 小さじ2、ソース(バルサミコ酢 大さじ3、パプリカ 少々)、ほうれん草入りマッシュポテト(生クリーム 大さじ1、粉チーズ 大さじ1、じゃがいも 1個、ほうれん草 1株、ガーリックパウダー 少々)、ルッコラ 適宜、オリーブ(黒、緑) 各適宜、塩、こしょう、サラダ油

<作り方>

1. チャバブチッチを作る。ボウルにひき肉、ナツメグ、パプリカ、塩、こしょう各少々を入れてよくこねる。粘りが出たら4〜6等分にし、細長いソーセージ状にする。油大さじ1を熱したフライパンに並べ、少し押さえて焼く。両面に焼き色がついたら弱火にして中まで火を通し、ソースの材料を合わせて加え、よくからめる。焼き初めに少し押さえて焼くと、形がくずれず仕上がる。

2. ほうれん草入りマッシュポテトを作る。じゃがいもは塩ゆでして皮をむき、ボウルに入れてつぶしてなめらかにする。ほうれん草はラップに包んで電子レンジで約2分加熱し、包丁で細かくたたいてボウルに加え、残りの材料と塩、こしょう各少々を入れてよく混ぜ合わせる。

3. 器にチャバブチッチ、マッシュポテト、ルッコラ、オリーブを盛り合わせる。

チャバブチッチとは「ベゲタ」というスパイスを加えたひき肉ソテーのこと。南東ヨーロッパで食べられています。お酒にもよく合う味わいなので、ビールやワインなどお好みのお酒を用意するのもおすすめ。

 

■ 【バクテー】

豚のスペアリブをじっくり煮込んだシンガポールのスープです。八角、シナモンスティック、クローブなどで香りよく仕上げましょう。

 

■ 【ズッパディペッシェ】

イタリアンの定番のひとつ。スープにショートパスタを加えて栄養満点。魚介類は手に入りやすいものに変えて作ってもOKです。

 

■ 【シチー】

「シチュー」ではなく「シチー」。ロシアの定番料理を簡単アレンジして、肉のうまみがしみ出すあっさり味のスープに仕立ててくださいね。

 

■ 【グーラッシュ】

牛かたまり肉をパプリカパウダーで煮込んだハンガリー料理です。トマトペーストは炒めて入れればおいしさがアップ。

 

名前を聞いただけではどんな味が想像できない料理でも、使っている食材は意外と一般的なものばかり。作り方もそれほど難しくありません。おもてなし料理として出せば、きっとお客様をあっと驚かせられるはずですよ。