西武・菊池雄星【写真:編集部】

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リーグ唯一の防御率1点台、16勝は自己最多勝利

 パ・リーグは10日に今季ペナントレースの全日程を終え、西武の菊池雄星投手が最優秀防御率と最多勝利の2冠に輝いた。

 今季はシーズンを通じてローテーションを守り抜いた菊池は、26試合に先発し、23試合でクオリティースタート(6回以上を投げて自責点3以下)という安定したパフォーマンスを披露した。途中、2段モーションを警告されたこともあったが、見事対応し、16勝6敗、防御率1.97、217奪三振の好成績で、チームをクライマックスシリーズ進出に導いた。

 菊池は「1年間ケガもなくローテーションを守ることができました。シーズン中に2段モーションなどもありましたが、監督・コーチにアドバイスいただきながら乗り越えることができました。1年間バッテリーを組んでくれた炭谷さん、いつも守っていただいている野手の皆さんに感謝しています。このようなすばらしいタイトルをいただき大変うれしく思います」とコメントした。(Full-Count編集部)