写真は「LOVE POISON」より

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 先日、タレント・あびる優(31)の夫で、格闘家・才賀紀左衛門(28)の不倫疑惑を『フライデー』(講談社)が報じた。ふたりは2014年9月に結婚。翌年5月に第一子の長女が誕生している。『フライデー』の記事を振り返ると、才賀は西麻布の会員制ラウンジで「あびるがウゼェ」「離婚してぇ」とくだをまき、その場でも一緒だった美人モデルの自宅マンションに一泊するなど不倫行動を行ったとしている。

 報道後、才賀はこの件には一切触れずにInstagramを更新。以降、才賀のInstagramは大炎上を続けていた。これに対し、先に動いたのは妻のあびる優だった。

 あびるは10月8日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、「この度、お仕事の関係者の皆様、ならびに日頃応援して下さっているファンの皆様、家族や友人をふくめ、たくさんの方々にご心配ご迷惑おかけして誠に申し訳ございませんでした」と謝罪のコメントを発表。その上で、「家族や事務所と話し合いをし現状を理解しながらひとつひとつ問題を解決していきたいと思います。これに懲りず、これからもご指導鞭撻のほどよろしくお願いいたします」と続け、同じコメントを自身のInstagramにもアップした。

■イメージ優先の謝罪?

 一方の才賀もインスタグラムを更新。「このたびは私にかかわる報道で、いつも応援を頂いているファンの方々、試合や練習、お仕事でお世話になっている方々、友人など多くの方々に多大なご心配、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした」とし、こちらも同じコメントをInstagramにアップしている。

 不倫報道に対して無視を決め込んでいたいたにもかかわらず一転、何があったのだろうか。

「夫婦間で話し合いが持たれたのは間違いないでしょうが、その中で、このまま無視し続けるのは得策ではないと感じたのではないでしょうか。あびるは被害者ですが、サバサバしたキャラで人気があるだけに、自身のこととなると口を閉ざすという印象を持たれてはイメージダウンにつながりかねない。一方の才賀も今後格闘家を続けて行く上で、少しでもイメージ回復を図っておきたいと考えたのかもしれません。つまりは、それぞれが自分のメリットの為に謝罪しておいた方がいいと判断した可能性もあります。謝罪があったからと言って、離婚を回避できるかは別なのではないでしょうか」(芸能関係者)

 才賀の試合を大声を出して応戦するなど、強い愛で結ばれていた両者だが、夫婦の亀裂を修復することはできるのだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。