ウルグアイ、ホームで最下位ベネズエラとドロー…南米予選は大混戦に

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 2018 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア 南米予選第17節が5日に各地で行われ、ウルグアイ代表とベネズエラ代表が対戦した。

 W杯出場を決めている首位ブラジル以外は、大混戦となっている南米予選。2位で迎えた今節、勝利でW杯出場へ王手をかけたいウルグアイ。先発メンバーにはディエゴ・ゴディンやルイス・スアレス、エディンソン・カバーニらが名を連ねた。

 試合は3分、CKからホセ・ヒメネスがヘディングで合わせ、先制のチャンスを迎えるもGKがファインセーブ。

 その後、両チーム決定機を作ることができず、前半は終了。

 後半最初にチャンスを作ったのはベネズエラ。49分、中盤でパスをうまく繋いで最後はトマス・リンコンが強烈なミドルシュートを放つが、GKが防いで得点には至らなかった。

 一方、50分にはウルグアイに得点のチャンスが訪れる。スアレスのパスからカバーニが巧みに抜け出したものの、シュートはDFに防がれてしまう。

 さらに83分には、ジョルジアン・デ・アラスカエタから裏への浮き球のパスを受けたカバーニが、GKと1対1の決定機を迎えたが、枠を外してしまう。

 続けて88分にはFKからスアレスがヘディングで合わせるも、これも枠へ飛ばすことができず、試合は0−0のまま終了した。

 勝ち点3を得ることは出来なかったウルグアイだが、3位コロンビアが引き分けたこともあり、2位をキープ。W杯出場へ、圧倒的有利な立場で最終節を迎える。

 最終節となる次戦、ウルグアイはホームでボリビア代表と、ベネズエラはアウェイでパラグアイ代表と対戦する。

【スコア】
ウルグアイ 0−0 ベネズエラ