Photo by Frederic Rivollier(写真はイメージです)

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 菅野美穂(40)と堺雅人(43)夫妻がドラマ撮影の合間をぬって、難関私立大学の付属小学校の説明会に出席していたことを、10月3日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。同誌では、菅野が子供を英才教育の保育園に入園させていたなど、周囲も驚くほどの教育ママに変貌している様子も伝えている。

「菅野が息子を入園させたのは、IQ天才児を養成する保育園。バイリンガルの保育士が1日3時間、英語で育児をして幼い内に良い脳を作るという教育法で、3歳児の時点で「IQ140以上を保証し、達成しなければ返金する」というのがウリ。その分、月謝も高く月額15万円と言われています」(週刊誌記者)

 菅野といえば、0歳の我が子を幼児教育用ジムに入学させたことを『女性セブン』(小学館/16年4月21日号)に報じられたり、さらに別のセレブの間で人気の知育教室にも入会させたと『週刊文春』(文藝春秋/16年7月28日号)にも記事にされるほどの、「超教育ママ」として知られている。

 10月からスタートの新ドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の撮影が進行し、さらに家事もこなしながら、「息子」の教育にのめり込む背景には何があるのか。

「1つには父・堺雅人にも『息子の教育は全力で』という思いがあると言われています。じつは堺は通産官僚を夢見て早稲田大学に入学しながら、芝居に目覚めて中退した苦い経験があります。親からは勘当されて絶縁状態となり、道端の雑草で飢えをしのぐ極貧の下積み生活まで送っている。それゆえ息子には真っ当な道を歩んでほしいと願い、菅野の育児にも熱心に協力しているようです」(芸能プロダクション関係者)

 そして、菅野の方にも教育にのめり込む背景があるという。

「菅野の最終学歴は「淑徳大学国際コミュニケーション学部中退」。同校は名門ではありません。しかし、彼女は付属の淑徳与野高校からの入学で、高校の方は偏差値70前後の進学校なんです。菅野は中学時代から桜っ子クラブに入り、芸能活動に熱中していたため、勉強せずに内部進学した。その学生時代の学業に満足せず、近年になり独学で英語も勉強しています。優秀な伴侶を得たことをきっかけに、彼女も高学歴に”リベンジ”していると言われます」(同関係者)

 親の思うように子は育たない。優秀な2人の子供は、同時に優れた「役者」の遺伝子を持つ子でもある。教育熱心な両親をよそに、意外と役者になってしまう可能性も高そうである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。