小児ガンで他界したファンへ粋なはからい…エバートン、サンダーランドが1試合限定で胸スポンサーを変更

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▽今週のミッドウィークに行われるカラバオ・カップ(EFLカップ)で、エバートンとサンダーランドが粋なはからいを計画しているようだ。両クラブが公式サイトで発表した。

▽20日に、EFLカップ3回戦でエバートンvsサンダーランドが行われる。その際、両チームは「ブラッドリー・ローリー財団」を宣伝するユニフォームを着用することになる。

▽ブラッドリー・ローリー君は、生後18カ月で神経芽細胞腫(小児ガン)と診断。今年7月7日に6歳で他界していた。昨シーズンまでサンダーランドでプレーし、現在はボーンマスでプレーするイングランド代表FWジャーメイン・デフォーとも親交があり、昨シーズンはプレミアリーグのサンダーランドvsエバートンに招待。クラブマスコットのブラック・キャッツと共にピッチに降り立っていた。

▽両クラブは、チームの胸スポンサーである「SportPesa」(エバートン)、「Dafabet」(サンダーランド)と今回の取り組みについて合意。8月に発足した「ブラッドリー・ローリー財団」を胸に記したユニフォームでプレーすることで、ガンやその他の命を脅かす病との戦いに挑む子供たちを支援するために設立された財団のアピールをすることにした。

▽ブラッドリー君の母親であるジェマさんは「私たちはシャツの前面に財団のロゴを見ることができて、とても感激しています」とコメントしている。