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Microsoftは8月31日(現地時間)、Office 365に関する同年8月分の更新内容を公式ブログで報告した。Excelの共同作業やMicrosoft Teamsの拡張、Yammer用アプリケーションの更新などが加わっている。

SharePoint Online、OnedriveおよびOnedrive for Business上のExcelワークシートファイルを複数の利用者で同時に編集する共同作業が可能になった。さらに同じクラウドストレージ上にあるWord文章、Excelワークシート、PowerPointプレゼンテーションファイルは自動保存機能をサポート。ただし、ローカルストレージ上の各ファイルに対して両機能は利用できない。

Microsoft Teamsには、学生および教員の利便性を高めるため、OneNote Class Notebookとの連携を強化。Microsoft Teams経由で資料配付や情報の一元管理を可能にする。また、IT管理の視点からはサードパーティ製アプリケーションの権限指定や、プライベートチャットなどの有無を設定して安全な学習環境を作り出せる。

OutlookはMicrosoft Graphと連携し、相手のプロフィールや関連ファイル、会話などの情報を一元的に閲覧する新UIを実装した。Microsoftは同僚や外部の関係者、グループのつながりが強化すると同機能をアピールする。

MicrosoftはYammer for iPadを再設計し、ユニバーサル検索や自動サインイン、デザインの改善などを実施。これにより、外出先からも全体的なアナウンスやコミュニティ上のトピックを見つけやすくなっている。また、Office 365の使用状況レポートにYammerの活動レポートが加わり、グループ活動の可視化などが可能になった。

阿久津良和(Cactus)