契約解除金は641億円に? レアル、逸材・アセンシオとの契約を見直しか

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 レアル・マドリードはスペイン代表MFマルコ・アセンシオについて、契約の見直しを検討しているようだ。スペイン紙『マルカ』が19日付で伝えている。

 バルセロナとのスーペルコパ・デ・エスパーニャ(スペイン・スーパーカップ)では2試合連続でゴールをマークするなど、日増しにその存在感を強めているアセンシオ。今シーズンも大きな期待が掛かるが、レアル・マドリードのフロンティーノ・ペレス会長は同選手の流出を避けるべく手を打つことを考えているという。

 同紙によると、アセンシオの契約解除金は現在3億5000万ユーロ(約450億円)に設定されている模様。しかし、これをペレス会長は5億ユーロ(約641億円)まで引き上げることを検討しているというのが同紙の報道だ。パリ・サンジェルマンが契約解除金2億2200万ユーロ(約290億円)を全額支払ってバルセロナのブラジル代表FWネイマールを獲得したこともあり、金額設定を見直したものと考えられる。

 なお、契約解除金の引き上げに際して給与も上がるようだ。現在の年俸350万ユーロ(約4億5000万円)から450万ユーロ(約5億8000万円)までアップし、さらに契約年数も1年間延長されて2023年までになると『マルカ』紙。チームの未来を担う逸材なだけに、何としてでも流出を阻止しようという思惑が見て取れる。