稲葉篤紀氏

写真拡大

7月31日、テレビ朝日「報道ステーション」では、侍ジャパン新監督に就任した稲葉篤紀氏がゲスト出演。監督要請時のことや、自ら報告したというイチローからの返答を明かした。

「正直言いましてプレッシャーは非常にあります」という稲葉氏。その一因でもある「監督経験がない不安というのも皆さん感じられているでしょう」と切り出すも、「若い僕が自分の監督像をとにかく作っていきたい」と意気込んだ。

さらに監督に要請された時期を「6月末くらい」と明かした稲葉氏は、この時の様子を「最初は驚きました。最初に呼んで頂いた時に、次の監督さんを選ぶ時に僕の意見を少し聞きたいのかなということで、そういう思いでいった。まずザワッとしたといいますか、全然想像してなかった」と語った。

また、7月中旬に自らイチローに報告したという稲葉氏。イチローからは、「稲葉監督楽しみにしています」という返事があったとすると、富川悠太アナウンサーは「イチロー選手もいいんじゃないですか？（2020年は）47歳ですかね？」と質問。新監督は「オリンピックにメジャーリーガーが出れるかどうかというところが、どうなるか分からないですけど、もちろんメジャーリーガーが出るのであれば、今メジャーで頑張ってる選手達も声をかけたいとは思います」と言うに留めた。

その他にも、WBCと五輪の違いを「とにかくメンバーの人数も少ないですし、監督・コーチも入れる人数も限られていますので、その中で戦っていかなくちゃいけない。これまたどうしていこうかというところ」と説明した稲葉氏。今後については「複数ポジションを守れる選手を作った方がいいのかとか色々考えながら、これから3年間を過ごしていかなくちゃいけない」と話した。