錦織圭、ノバク・ジョコビッチ、ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル【写真:Getty Images】

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錦織も上位にランクイン 1試合で最も稼ぐテニス選手、英メディア特集

 テニスのトップ選手たちは1試合当たりにどのくらい稼ぐのか――。このほど海外メディアが賞金額に関する特集を組み、1試合当たりの平均賞金額ランキングを紹介した。同ランキングでは錦織圭(日清食品)も上位に登場している。

 記事を掲載したのは英メディア「GIVE ME SPORT」。ウィンブルドの賞金総額が2015年から今年にかけて12.6%アップし、3160万ポンド(約46億円)に達したことなどを紹介し、トップ選手が1試合あたりに稼ぐ金額に焦点を当てて特集を組んだ。

 記事ではスポーツライターのエンリコ・マリア・リバ氏が算出したデータを紹介。それによると、現役選手のキャリアを通じての1試合当たりの獲得賞金ランキングは以下の通りとなっている。

1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)11万5752ドル(約1296万円)
2位ラファエル・ナダル(スペイン)8万2429ドル(約923万円)
3位ロジャー・フェデラー(スイス)7万8454ドル(約879万円)
4位アンディ・マレー(英国)7万1942ドル(約806万円)
5位スタン・ワウリンカ(スイス)4万1531ドル(約465万円)
6位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)3万7429ドル(約419万円)
7位錦織圭(日本)3万6110ドル(約404万円)

2選手が生涯獲得賞金で1億ドル超え

 記事によると、今年見事に復活を果たしたフェデラーのキャリア通算の賞金額は1億730万ドル(約120億円)。また今年はすでに800万ドル(約8億9600万円)を得ているという。それでもランキングでは3位となっており、1位のジョコビッチは1試合平均で11万5752ドル(約1280万円)となっている。

 また、記事では7位に登場している錦織に関して「母国で圧倒的な人気」とし、広告収入だけで見ると「ナダルやジョコビッチを上回る金額」とレポートしている。

 ちなみにATP公式サイトによると現時点でジョコビッチの生涯獲得賞金は約1億980万円(約123億円)となっており、フェデラーとともに1億ドル超え。一方、ナダルは約8611万ドル(約96億4000万円)、錦織は約1747万ドル(約19億6000万円)となっている。