ミランOBで元イタリア代表のパオロ・マルディーニが、プロテニス選手としてのデビュー戦に臨んだ。ミラノでのアスプリア・テニス・カップのダブルス1回戦で、ストレート負けを喫している。

今月、プロテニスへの転向が世界中で騒がれたマルディーニ。26日に49歳の誕生日を迎えたミランのかつてのバンディエーラ（旗頭）は、元プロ選手のステファノ・ランドニオとのコンビで、トマシュ・ベドナレク（ポーランド）とデイビッド・ペル（オランダ）のコンビと対戦した。

マルディーニとランドニオのコンビは、第1セット、第2セットとも1-6で落とし、セットカウント0-2とストレート負け。残念ながら1回戦で敗退となった。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、試合時間はわずか42分だったとのこと。

だが、あのマルディーニのデビューとあり、英『BBC』も報じるなど注目を集めている。




マルディーニは試合後、次のように述べている。『ガゼッタ』が伝えた。

「この数日で最も興味深かったのは、イタリアで開催されるチャンレジャー・ツアーのほかの大会からもワイルドカードをオファーされたことだね。でも、今回のイベントは別枠だ。素晴らしい経験で、とても楽しむことができた。でも、繰り返されることはないだろう」