[めんたいワイド- 福岡放送] 2017年6月1日放送の「特報THEスライドショー」は、新聞の投書に話題となっている、飲食店での服装について取り上げました。


画像はイメージ

投書をした70代男性は、黒いネクタイは外していたが、背広は喪服の状態で、あるすし店へ行きました。しかし食事を済ませ、店の外へ出た途端、店長が店員に「塩をまいておけ！」。この投稿で、喪服で飲食店へ行くのはマナー違反なのか、と波紋が広がっています。

すし店の反応は...

実際、福岡市の人の声を聞くと次のようなものがありました。

・喪服で行ったらいけないという考え自体がなかった
・葬儀を終えた後、親戚と飲食店に行ったことがあるが気にしたことがなかった
・今後、喪服の場合、「こんな格好ですが入店いいですか？」と確認が必要になりそう
・商売は縁起を担ぐ方が圧倒的に多いから、喪服で飲食店が塩をまくのは仕方ない

お店が縁起を担ぐために、塩をまいたのは仕方のない事だという意見もある一方、喪服ってだけで入店を嫌がられるのは不快という声も多くありました。

では、福岡市内の有名すし店では、どうされているのか？　たとえお線香の匂いがしても構わなく、塩をまいた店主の態度はよろしくないと思う。精進あげでお店を利用して頂くのは大歓迎なので理解できる、とのことでした。

また、専門家の話を聞いても、喪服での飲食店への立ちよりは、マナー違反ではないとされているそうです。

この話を聞いた時、お店の人の器の大きさの違いなのかなと感じました。私が住む地域は、葬儀後はお店を貸し切って食事をするようになっています。これは、もしかするとこういったトラブルに巻き込まれないようにという意味もあるのかなと思いました。（ライター：ぴよこ）