GWの渋谷にティラノサウルス出現!? 恐竜ライブ「ディノサファリ」の公開リハーサルに潜入
渋谷ヒカリエ9階のヒカリエホール ホールAにて、4月26日から5月6日まで開催される、体験型ライブエンターテインメント「恐竜ライブ ディノサファリ」が開催されます。開催に先立ち、公開ゲネプロ(最終リハーサル)が行われました。その取材の模様をお送りします。

【ギャラリー】DINO SAFARI (27枚)



ディノサファリとは、恐竜の生態を観察できるという設定の空間で、人間が中に入って操作する「リアル」な恐竜達と、ガイドの役者達が繰り広げるライブエンターテインメントです。スタンド席のほか、パフォーマンスが繰り広げられるエリアにも席が設けられており、選ばれた観客がガイドと一緒に恐竜を観察したり、時には恐竜が観客に襲いかかるなどのハプニングに巻き込まれたりする体験型アトラクションに仕上がっています。



ストーリーは、恐竜特別区でのナイトサファリに参加したメンバーが、草食恐竜であるトリケラトプスの生態を観察していたところ、突然獰猛な肉食恐竜たちが次々と現れガイドたちも困惑してしまう。そんな中、最強の肉食恐竜「ティラノサウルス」が現れ・・・!



という手に汗握るストーリー展開になっています。50分間の上演時間があっという間に感じられるスペクタクルです。上演中には、恐竜の解説などもあり詳しくなくとも内容を理解して楽しめるようになっています。



公演の見どころは、リアルな自立二足歩行恐竜たち。「DINO-TRONICS」と呼ばれる操演システムを組み込んだ恐竜型メカニカルスーツで、中に人が入って操作(操演)をし、恐竜の動きを精密に表現します。恐竜は、ON-ART社が10年以上の歳月をかけて開発。肉食恐竜を演じるのは、操演者の中でも上手な「エースパイロット」と呼ばれる人たちです。



エースパイロット達は、時には機敏に、時には大きなアクションで、肉食恐竜の動きを再現します。より本物っぽい動きをするために、大型の鳥類の動きを観察したり、動きを真似るトレーニングを欠かさないのだとか。



今回の「ディノ サファリ」に登場するのは、多くの人に馴染みのある「ティラノサウルス REX」や映画でも有名な「ラプトル(2頭)」「アロサウルス」。そして、今回初お目見えとなる「トリケラトプス」と「フクイラプトル」の6頭です。



機敏なラプトルの動きもさることながら、大型の草食恐竜トリケラトプス(6.5m)の巨体が歩く様や、全長8mにもおよぶティラノサウルスの迫力のある動きは圧巻でした。



ON-ART代表取締役の金丸賀也氏は、3DやVRなどの映像技術での体験が流行っているが、やはりリアル体験ならではの迫力を感じてほしい。楽しみながら学習できる「エディテインメント」としてもオススメできる。と魅力をアピールしました。