2日のセリエA第30節、パレルモ対カリアリの一戦で、カリアリのFWハン・クァンソンが途中出場し、歴史的なデビューを飾った。

3月にカリアリに入団した北朝鮮国籍のハンは、インターナショナルウィーク突入前のラツィオ戦でもメンバー入りを果たしていた。

そしてこの日のパレルモ戦、カリアリにとって初のアジア人選手であるハンは、86分にマルコ・サウと交代してピッチに立ち、デビューを飾った。セリエAのみならず、欧州主要5リーグで、北朝鮮の選手がデビューしたのは初となる。


プレー時間は4分間にアディショナルタイムという短いものだったが、1998年生まれのハンにとっては大きな第一歩だ。試合は3-1でカリアリが勝利。ハンには忘れられない一日となっただろう。